11月19日(月)、中2は芸術鑑賞会を実施しました。芸術鑑賞会は、10月12日に実施した音楽鑑賞会に続き、今年度2回目。まさに芸術の秋となっています。今回は、劇団わらび座によるミュージカル。演目は、手塚治虫原作の「ブッダ」。わらび座にとって「ブッダ」の演劇化は、「火の鳥」「アトム」に続く手塚作品を演劇化する企画の第3弾とのこと。メッセージ性の強いこれらの作品をどのようにミュージカルにするのか、引率教員としても、そこに興味を持って当日を迎えました。

観劇中は、終始役者の皆さんの熱量に圧倒されました。なぜ自分はこの世に生を受けたのか？ 根源的な問いに苦悩する各登場人物たちの繊細な心の揺れ動きを丁寧に表現する演技、ダイナミックな踊り、そして圧倒的な声量の歌声と、まさに「本物」に圧倒された2時間でした。その道のプロの仕事を知ることも、こうした行事の醍醐味だと思っています。

わらび座の皆さん、有意義なひとときを本当にありがとうございました。